切り札ENGLISH

怒りの感情こそ的確に😊😊😊

🔹「感情まで伝わるような通訳を心がけているって言うけど、怒りはどんな風に訳すんですか?」というご質問を頂きますが、答えは「ふなっしーの時は一緒になってワーキャー訳しましたので、同様に怒っている方を代弁するときは一緒になって机をバンバン叩き、最後はちゃぶ台をひっくり返します」、、、なわけはなく、逆です、逆。決して険しい表情をしたり声のトーンを上げたりせず、慎重にワードチョイスをし、誤解なく伝わるよう注意を払うと、スッと相手の腹に言葉がおさまります。日本語で言えば「大変遺憾に思います」、「正直かなり驚き、非常に残念です」といった感じです。また、その後に「ここがこういう風に問題なのです」という説明部分もしっかり伝えていくと、スムーズに具体論へと移行するように思います。声色は、怒りの毒を抜いた、少し温かみのあるトーンがオススメです。
🔹怒りの対話の時だけは、たとえ当事者であっても仲裁者のようなニュートラルポジションを意識すると、両者ともいくらか冷静になれる場合が多いようです。要は「人を責める」のではなく「問題をやっつける」ってことでしょうか。とはいえ、問題の深刻さはちゃんと理解していただく必要があるので、私は強い切り札を多めに用意して、使うタイミングを見計らっています。
🔹皆さんも、怒りの感情が渦巻いたときは「くそっ!ridiculousだ」、「アンビリーバーボーでしょ、これ。」と優しく毒を吐いてみてくださいね(笑)。海外のお友達に愚痴るときなども、”I can’t believe how absurd this situation is.”、”This is outrageous, don’t you think?”という感じでメッセージを送ってみれば、きっと「だよねー!」と返ってくるでしょう。😊😊😊