切り札ENGLISH

<切り札イングリッシュ>🍃🍃🍃

ギスギスした雰囲気をなるべく避け、柔らかい表現を用いる日本語。いかにも日本的な奥ゆかしさや美しさが感じられます。
🌙以前、仕事の現場で あの野澤 幸司さんに 夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と訳した話を教えていただいたことを思い出します。Don’t you think the moon is beautiful?と訳しちゃったら外国人は100%「What?😅」でしょうね。
そんなわけで、日本語から英語へと「英訳」する時は、直訳では済まないケースが本当に多いです。「主語が無くても成立する」ことと「婉曲表現が多い」ことが通訳者にとってはトラップになります💦
🌙グローバル化が進めば進むほど、異文化の相手と対話をする機会が増え、日本古来の話法では通じない場面が増えてくるのは自然なこと。では、どうすればいいのか?正解はひとつではなく、それこそTPOと個性、十人十色の表現方法があっていいと思います。コツは、自分の「いつもの話し方」を無意識につらぬいてしまわずに、相手を見て、意図的にスタイルを変えてみるとか、知恵を絞って言葉を選ぶとか、そんなひと手間を惜しまないことです。ちょっと意識するだけで、伝わる度合いは何倍もパワーアップします!