🔹日本語は実に表現豊かな言語で、雨の降り方ひとつとっても、しとしと → ぽつぽつ → ざぁざぁ、とグラデーションが効いています。ワン(woof)、ニャー(meow)、時計のチクタク(tick tock)など、すぐに訳せる擬音語もありますが、ニコニコ、フサフサ、てくてく、焼き肉ジュージュー、ズバッと斬る、ザブザブ洗える、となると、ピッタリ合う英語が見つかりません。
🔹こういう時は、音声からイメージを膨らませ、そのイメージを言語化する作業が必要になります。特に、私が好きな関西弁になると擬音語・擬態語のオンパレードで、通訳者の頭の中はかなり忙しくなります。 🤷♂️💦「いやぁ、もう参りました。路地でチョコッ!っと動かしたらバーン!ですわ。もうかなわんわー思って、一日中チーンとしてましたけど、夜、かみさんに報告したらもうカンカンで」…って、何の話やー! 😅✨
🔹ビジネスシーンの固い話の中でも、上手にお話しになる方は表情豊かに擬音語・擬態語を駆使されていると感じます。こういった日本ならではのニュアンスを余すところなく伝えるには、やはり想像力が欠かせないな、と思います。皆さんが海外のお友達とやりとりされる際のご参考になりましたら幸いです💕