通訳技能

<続・通訳者の頭の中>

2枚の図は、また頭の中の状況です。
🔹「よろしくお願いしますって、英語で何て言うんですか?」と、よく聞かれますが、正解はケースバイケース。答えを出すには、1. その時のシチュエーションをとらえて、2.「よろしく」と言った人の意図を汲み、3. その意図するところを英語で言う、という「飛訳」のための3ステップが必要になります。頭を柔らかくして臨んでください〜😋✨
🔹このように正解が1つではないときに、パッと気の利いた英語が口を突いて出るにはどうしたらいいでしょうか?
それはやはり、たくさんの単語を頭に入れておくということに尽きます。私は、街中で目にした広告や看板から面白いフレーズをピックアップしては、例えば「質屋さんの『適正価格』ってどういう意図だろうか?」と、10通りの訳をその場で連発する練習をしています。
🔹ただし、単語を覚えるといっても、和英・英和のテスト感覚で一対一の訳語を丸暗記しようとするのではなく、いろんなニュアンスの言葉をストックしておくことで、連想ゲームのような楽しさが生まれてきます✨。正しいかどうかにとらわれる必要はなくて、結局、自分の言葉で表現しようとする心意気が一番大切なのかなと思います😊❗️

◆学習されている方のための参考情報

🌱通訳者の頭の中

🌱通訳者の頭の中、さらに分解

🌱「適正価格」の訳し方